交換後にステアリングをセンターにうまく合わせる方法について

ステアリング交換後のセンターずれについてのご説明

 ステアリング交換すれば、ハンドルが右か左にすこしズレる場合があります。販売店オプションの純正革巻きハンドルに交換後でも同じような症状になることはよくあります。
これは、ハンドルが粗悪品とかではなく、ハンドル自身のセンターの切り込みは同一部品でも誤差があるので、必ずずれるものなのです。ずれなければ、ラッキーだと思って下さい。
直進時、ハンドルの角度をまっすぐするには DIY で下回りのステアリングタイロッドを調整して下さい。手順を説明しますので、自己責任にて調整お願いします。

① 左右両方のタイロッドエンドに必ず合わせマークを書いて下さい。もともと右にハンドルがずれるように仮付けしておきます。
すると、直進時に右にハンドルがずれてますので、真っ直ぐに走れば車は左にいきますね。ということは、前輪のタイヤはハンドルまっすぐで左右とも左の向きに向いております。
② まず左から調整します。タイロッドのねじをモンキーレンチで緩めて下さい。結構硬いです。緩みましたら、左前輪は左へ開いていますので、まず合わせマークより3分の1回転位伸ばしてあげます。(緩める方向です)そして、ロッドねじを締めます。

③ 次に右側も同様ロッドのねじを緩めます。右側のタイヤも左を向いてますので、今度は逆に3分の1回転閉じてあげます。(締め付ける方向です)この時、必ず左右同じ分だけ回転させて下さい。そして、ロックナットを締め付けます。

④ これで試乗します。直進時、ハンドルが真っ直ぐになっていれば成功です。これで本締めして下さい。

⑤もし、まだ右にずれてましたら左右3分の1回転から2分の1回転位に増やして下さい。もし、逆に左にずれましたら左右4分の1回転位に戻して下さい。重要なのは合わせマークを必ず書き、左右とも同じ回転数を逆に調整することです。ちなみに1回転以上は回す必要ありませんのでご注意下さい。